テニス肘(上腕骨外側上顆炎)
概要
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)は、肘の外側から前腕にかけて痛みが出現するもので、中年以降のテニス愛好家に生じやすいことから「テニス肘」と呼ばれています。
ものをつかんで持ち上げたり、タオルや雑巾を絞る、ペットボトルの蓋を開ける、ドアノブを回す、などの動きで鋭い痛みを感じます。
重症化すると肘の曲げ伸ばしができにくくなったり、寝ていてもジンジンと痛んだりすることがあります。
肘の外側の硬い骨を「外側上顆」と呼びますが、この外側上顆に付着している3つの筋肉(長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、総指伸筋)の付け根の腱の部分が炎症を起こすことで痛みが生じます。
テニス肘の原因や病態はまだはっきりと解明されてはいませんが、重いものを持ったりひねったりなどといった繰り返し動作による肘のオーバーユースではないかと考えられています。
例えばテニスやゴルフ、バトミントンなどのスポーツによる繰り返しの刺激や、重い物を持つ、料理をするなどの仕事や家事での負担、加齢に伴う筋肉の質の低下などです。
病院では、運動制限の指示とともに薬物療法やテニス肘用バンドを使った装具療法、ステロイド注射などが行われます。テニス肘は、安静にすることで8割くらいの人が1年以内に自然に治ると言われていますが、それでも良くならない場合は手術を勧められることもあります。
原因がスポーツであれ日常動作であれ、まずは無理な負担をかけていないかどうか、体の使い方を見直していくことが大切です。
当院は原因に直接アプローチしていきますので、痛みは伴いますが、確実にしかも短期間での改善が期待できます。
- 肘の外側から前腕にかけて痛む
- サポーターでごまかしているけど根本的に治したい
- 家事や育児に支障が出るので困っている
- スポーツを楽しめなくなった
- 注射を打つと一時的に良くなるが再発する
株式会社now代表取締役
TOESTなかたに鍼灸整骨院グループ代表
仲谷 健吾先生
清水先生は、産前産後施術の第一人者として、全国的に名の通る治療家のひとりですが、実は慢性疾患、内科疾患、スポーツ障害まで幅広く診れる数少ない治療家でもあります。私の治療技術セミナーCODE15でも、優秀な成績で卒業されました。清水先生を心より自信を持って推薦いたします。
仲谷健吾(なかたに・けんご)
1978年京都生まれ。鍼灸師・柔道整復師。アスレチックトレーナー。株式会社now代表取締役。TOESTなかたに鍼灸整骨院グループ代表。少数精鋭治療家集団 代表。2014年には毎日放送(TBS系列)番組「腰痛ゴッドハンド頂上決戦」にて、関西1万756店舗の頂点に立つ。2002~3年、天理大学スポーツトレーナー論特別講師。2003年、州立ジョージア大学鍼灸施術講師。
『3店舗以上回ってなお治らない人を治します。』をコンセプトに「最後の砦」として世界中から患者が来院。現在、予約は5年半待ち。2022年よりプロ治療家向け技術セミナー『プロジェクトCODE15』を立ち上げ、3期を終え沖縄から北海道まで医師やJリーグチーフトレーナー、整体師など150名を超える生徒を抱える。