院長の清水です。
妊活サポートで来院されて2ヶ月で妊娠した方が、マタニティケアで通われています。現在妊娠4ヶ月になり、初期のつわりなど全くなかったのが、この1週間は体調があまり良くなく会社も早退したとのことでした。
1週間前に比べてかなり骨盤のゆがみと内臓の疲れがあり、肩もかたくなって腕周りの循環が滞っている状態でした。
気圧の変化でも体にかなりの負担があるので、それも考えましたがいろいろと聞いていくうちに原因がつかめてきました。
それは
「寝る姿勢を変えた」
ということです。
「妊婦さんは左向きに寝るのが良い」とネットで見たので、いつもはあおむけに寝ていたのを横向きで寝れるように練習していたとのことでした。
そういった情報は調べれば出てくるのですが、全員に当てはまるものでも無いし、その人の状況にもよります。
調べれば「答えらしきもの」は出てきますが、自分には何が当てはまるのかを知る事が大事ですね。
整体師の視点からみると、この方の場合はあまり良くありませんでした。
昔からあおむけに寝てきて、妊娠中の現在もつらくなかったのに、横向きに寝る事で圧迫されて循環が悪くなり骨盤もゆがんでしまいました。この状態をほっておいたら妊娠中はとてもつらいし、赤ちゃんにも影響が出てきます。
お母さんが楽 = 赤ちゃんも楽
お母さんが辛い =赤ちゃんも辛い
状態です。
どっち向きに寝る方がいい、という事よりも「自分が楽に寝れる姿勢で寝てください」とお伝えしました。
妊娠後期になってあおむけに寝ることが辛くなってきたら、自然と横向きに寝るし、寝てる間も寝返りをうっています。寝返りをうつ事で、自分でゆがみを調整しようとしているんですね。
子宝整体で調整後はかなり体が楽になったと喜んでいたので、寝る姿勢にこだわらず様子をみてもらいます。
次回の状態は今日よりもはるかに良いはずです。
寝る向きにこだわらず、お腹の赤ちゃんが楽な状態を意識してみてくださいね!
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