機能性ディスペプシア
概要
機能性ディスペプシア(機能性胃腸症)は、検査上の異常がないにも関わらず、慢性的な胃もたれや胃痛などの上腹部の症状がでるものです。
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、日本人の4人に1人が経験すると言われており、実は頻度の高い身近な病気です。
症状によって食後愁訴症候群(PDS)と心窩部痛症候群(EPS)の二つに分けられますが、複数の症状があって両方に該当する人もいます。
●食後愁訴症候群(PDS)
・食後に胃がもたれる (週に3回以上)
・少量の食事でお腹がはる (週に3回以上)
●心窩部痛症候群(EPS)
・みぞおちが痛む (週に1回以上)
・みぞおちが焼けるように感じる (週に1回以上)
機能性ディスペプシアの原因は、はっきりと分かってはいませんが、なりやすくなる要因として次のようなものが考えられています。
・心理的ストレスによる自律神経の乱れ
・消化管の運動機能異常
・消化管の知覚過敏
・胃酸分泌
・飲酒や喫煙、睡眠不足、偏食などの生活習慣の乱れ
要因は一つではないものの、特にストレスの影響が大きいと言われています。機能性ディスペプシアは命に関わるようなものではないですが、症状のせいで仕事や学業に集中できなかったり、趣味を楽しめないなどといった悩みにつながることも多いです。
ストレスの蓄積はさまざまな不調につながることも多いので、症状を体からのサインだと捉えて、自分なりの解消法を生活に取り入れていく工夫も大切です。
- 検査では異常がないのに胃もたれがする
- 吐き気が続いて仕事に集中できない
- 胃のキリキリした痛みがあって辛い
- 食べ始めてすぐに満腹になってしまう
株式会社now代表取締役
TOESTなかたに鍼灸整骨院グループ代表
仲谷 健吾先生
清水先生は、産前産後施術の第一人者として、全国的に名の通る治療家のひとりですが、実は慢性疾患、内科疾患、スポーツ障害まで幅広く診れる数少ない治療家でもあります。私の治療技術セミナーCODE15でも、優秀な成績で卒業されました。清水先生を心より自信を持って推薦いたします。
仲谷健吾(なかたに・けんご)
1978年京都生まれ。鍼灸師・柔道整復師。アスレチックトレーナー。株式会社now代表取締役。TOESTなかたに鍼灸整骨院グループ代表。少数精鋭治療家集団 代表。2014年には毎日放送(TBS系列)番組「腰痛ゴッドハンド頂上決戦」にて、関西1万756店舗の頂点に立つ。2002~3年、天理大学スポーツトレーナー論特別講師。2003年、州立ジョージア大学鍼灸施術講師。
『3店舗以上回ってなお治らない人を治します。』をコンセプトに「最後の砦」として世界中から患者が来院。現在、予約は5年半待ち。2022年よりプロ治療家向け技術セミナー『プロジェクトCODE15』を立ち上げ、3期を終え沖縄から北海道まで医師やJリーグチーフトレーナー、整体師など150名を超える生徒を抱える。